採決マップ参議院の投票から見る議員の距離
参議院・本会議の記名投票 89 件(第221回国会)について、 議員どうしの賛否がどれだけ一致したかを計算し、一致が高い議員ほど近くに配置しました。 色は会派です。出典は参議院 本会議投票結果。
※これは記名投票での賛否の一致度という客観的な指標であり、思想・信条を断定するものではなく、 政治的な左右(保守・革新)を示す地図でもありません。会派がまとまって見えるのは党派のブロック投票の結果です。 記名投票は議決の一部で、会派方針・個別事情など数値に表れない要因も多くあります。居眠り事案とは無関係の別データです。
実データでは多くの議員が会派内でほぼ同一の投票記録を持ち(246 名が実質 52 通りの位置に重なります=日本の強い党議拘束の表れ)。 点が重なる議員は視認のため少しだけ広げて表示しており、会派内での点の位置に意味はありません。会派の方針と異なる投票をした議員ほど、まわりから離れて表示されます。
この図は参議院議員 246 名の散布図です。各点は議員で、Tab キーで順に選択し Enter を押すと、その議員と採決が近い5名と本人ページへの導線が表示されます。 凡例ボタンで会派を強調できます。検索欄に氏名を入れると該当議員が強調されます。
採決が最も近い議員
※ 同じ会派の議員は党議拘束(同一の投票方針)により採決が一致しやすく、上位はほぼ会派内になります。これは記名投票での賛否の一致を示す統計であって、派閥・交友・思想信条・上下関係を示すものではありません。
本人ページを開く →この図の見方・方法
- 距離=1−賛否一致率。両議員がともに賛成または反対を投じた共通の採決だけを分母にして一致率を計算しています(「投票なし」「欠席」は除外、共通が10件未満のペアは配置への重みを下げています)。
- 近いほど記名投票での賛否がよく一致し、遠いほど一致しません。色は会派です。配置(SMACOF)は距離を2次元に投影した近似で、表示上の距離と実際の一致率は完全には一致しません。
- 対象は第221回国会の本会議記名投票 89 件・議員 246 名。委員会採決や記名でない議決は含みません。議員ごとに参加件数は異なります(欠席・休場は計算に含めません)。
- 検証: 全採決を公式ページから取得し、各採決の賛成・反対票数を公式集計と1件ずつ照合済みです。出典: 参議院 本会議投票結果(一次記録)。各点をクリックすると、その議員と採決が近い5名と本人ページへの導線が表示されます。
- 限界①: 件数が 89 件と限られ、会派・党派のブロック投票が個々の議員の差を圧倒します(全会一致は 11 件・12%。一致率が高めに出る主因は全会一致ではなく党派のまとまりです)。本図は個人の政策的親近性というより投票ブロックの構造を映します。
- 限界②: この図は政治的な左右スペクトラムではありません。会派が空間的に分かれて見えても、それは党派方針・ブロック投票の結果であり、思想分布を示すものではありません。数値は記名投票の一致度に限定された客観指標です。
- 「採決が近い議員」について: 点をクリックすると一致率上位5名を表示しますが、党議拘束(会派ごとの同一の投票方針)により上位はほぼ同会派・一致100%になります。これは個人どうしの政策的親近性・派閥・交友・指導関係を示すものではなく、会派単位のブロック投票の反映です。会派方針と異なる投票をした議員ほど、近い議員の顔ぶれが変わります。